FXと株取引マスターへの道
 

株取引と税金の関係

日本ではありとあらゆるモノ、コトに税金が課されるのは常です。給料をもらえば所得税、お酒を飲めばアルコール税、何かを買えば消費税、ですからもちろん株取引で利益を得た場合にも税金が課されます。納税は国民の義務ですから納めなくてはなりません。


株で得た利益にはもちろん税金が

株に限らず、投資で得た利益は「所得」として見なされます。所得となれば税金が課せられるのは必須です。株の売買で得た利益を「値上がり益」と言いますが、これに対しては20%が課税される仕組みになっています。また、持ち株の企業成長が目覚しく配当を得た時にも20%が課税されます。実はこの課税率、2013年までは軽減税率が適用されていたので10%だったのですが、適用期間切れになった現在は20%に戻ってしまったのです。


超富裕層をターゲットにした出国税とは

2015年より適用された出国税、正式名称は「国外転出時課税制度」と言います。株などの資産「1億円以上を持つ富裕層で海外転出する人」が対象です。海外では、日本の株取引による利益に課税される20%よりも課税率が低い国、無税の国というのも存在しており、海外移住によって節税をしようと考えている人も少なくないのです。そこで、このような「税金逃れ」を取り締まるために作られたわけです。出国税で課税されるのは15%ですが、仮に1億円の株資産があったとしたら、特に株取引をしていなくても課税される金額は1500万円にもなります。


税金対策に効果あり?話題のNISA(ニーサ)とは

2014年より開始されたNISA(ニーサ)という制度、正式には「少額投資非課税制度」と言います。証券口座とは別にNISA口座を開く必要がありますが、NISA口座内であれば、年間120万円までの投資取引で、利益を得ても課税されません。例えば120万円の株取引をして、20万円の利益があった場合、通常なら20%の課税になるので4万円は税金に消え手元には16万円のみです。しかしNISAを利用すれば、まるまる20万円が手元に残るのです。これぞ庶民の投資の味方になる制度です。しかも最長5年まで非課税になります。NISA口座は銀行や証券会社で簡単に作ることができ、対象となる投資商品は上場株を始め、投資信託、EFTやREITなど幅広くあります。

株取引など投資で得た利益に対してかかる税金、超富裕層クラスの株取引にかかる税金は自分には無関係だと思うかもしれませんが、知っておいて損はありません。また少しでも優遇される制度があるのであれば積極的に利用していきたいところです。